2011-08-11 岩手県陸前高田市矢の浦/Rikuzentakata-city

矢の浦の高台から望む広田湾。
この日まで母の出身地に来た事がなかった、
と言うより詳しく知らなかった、当然ここは私のルーツでもある。
初めて訪れる母の出身地の空気はどこか懐かしくとても心地よく、
そして優しかった。
風の音が聞こえる静かな丘、青く深く澄んだ海、
朝日を浴びてキラキラと輝くさざ波.......
幼少の頃の母が遊んだ親戚の家は3.11の波にさらわれた、
地域の生活を支え続けてきた小友駅も波にさらわれた。
ふと気になって小友駅をWikipediaで調べてみると一日平均乗車人員が2000年237人、2005年137人、2010年102人と年々利用客が減っている小さな小さな過疎駅だった、もう言葉が出てこない。
人々の想い出を残して変わり果てた三陸の美しい集落、
「またいつの日か母を連れてここに来よう」
そう思い矢の浦の地を後にした。
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